2009年4月1日水曜日

クルトゥルハイム

 4月からクルトゥルハイム聖堂が在校生や教職員のための祈りの場として開放されている。これまでは上智会館内のアロイジオ聖堂がその役割を果たしてきたが、今後上智会館が使えなくなることもあり、月曜から金曜の9時から6時まで自由に利用できるようになった。
 
 クルトゥルハイムは、上智学院が高島靹之助子爵から大学創立前年に購入し、関東大震災や第二次世界大戦中の空襲でも被災をまぬがれた、キャンパス内でも最古の建築物である。クルトゥルハイムとは「文化の館」を意味し、長年にわたりミサや祈りの場として利用され、卒業生の結婚式などにも利用されてきた。遠藤周作の小説『深い河』の舞台となったことでも知られている。
 
 メインストリートに面した入口には聖堂を示すプレートも取りつけられた。建物奥の庭(SJガーデン)への立ち入りはできないが、2階の聖堂が利用できるほか、1階の3室を見学することもできる。
 
 ジェリー・クスマノカトリック担当理事は「上智大学の創立と共に歩んできた歴史ある建物に、ぜひ一度訪れて静かな時間を過ごしてください」と話している。
 
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学生・教職員のためのお昼休みのミサ(授業期間のみ)
月・火・木曜日(1階)金曜日(2階)
時間 12:45~13:20

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